植物の達人~ガーデンデザイナー~

植物の達人~ガーデンデザイナー~

植物の達人~ガーデンデザイナー~の仕事内容とは

こんにちは(^^)/
植物の達人ということで植物に携わるお仕事を紹介しています。
今回紹介する植物の達人は「ガーデンデザイナー」です!

 

ガーデンデザイナーの仕事は、文字通り庭をデザインするお仕事です。個人邸宅以外にも公共の公園や庭園を、緑を使って演出していきます。もしかしたらあなたの身近にある公園や庭もガーデンデザイナーの方が設計したものかもしれません!

以前紹介した庭師と仕事内容は似ていますが、違いとしては「設計」を中心しているところです。庭師が実際に植物を切ったり、石を動かしたりするのに対し、ガーデンデザイナーは設計が中心なので、自然や植物だけでなく設計の知識も必要となってきます。依頼主との打ち合わせをもとに植物の種類・配置、その他装飾物などを検討し、デッサンや図面を作成していきます。造園作業自体はほかの業者が行うことがほとんどなので、ガーデンデザイナーは依頼者と庭師を繋ぐ重要な役割も担っています。業者への発注や商品の発注などの購買的な役目も行います。最近では狭い空間をいかした庭づくりの需要や、デザインの幅も広がってきているので、その要望に応えられるセンスと知識が必要になってきています。

近年では環境意識の高まりやガーデニングブームを背景に、デザインの幅は広がってきています。都市開発などにおいても環境に対する意識が高まってきているので、ガーデンデザイナーの活躍の幅はこれからも広がっていくと思います!また企業などに所属している場合は、公共施設や公園、ショッピングモールなど大規模な計画に携われるそうです。

ガーデンデザイナーの仕事は依頼主とのコミュニケーションが大切です。予算などの事情がある中で、なるべく希望が叶えられるように企画・提案を行います。さまざまな技術や知識が必要となるとともに、お客様の要望を叶えるためには芸術的センスが必要となってきます。デザイナーの中でも少しの情報だけで想像以上のものを設計できる人もいるそうですが、そうでなくても丁寧にヒアリングや調査をすることで希望のものを作り上げていくことが可能だそうです。

 

ガーデンデザイナーに資格はあるの?

ガーデンデザイナーになるためには、特に必要な資格はありません。大手企業との取引では「造園施工管理技士」という資格が必要になりますが、個人邸をデザインしているガーデンデザイナーは、持っていない人のほうが多いそうです。実際現場で働いて知識や技術を身に付けていくことが大切になってきます。

そして資格よりは、お客様の要望をデザインにするセンスやお客様にイメージを伝えるコミュニケーション能力、自分のデザインを提案できるプレゼンテーション能力が必要となってきます。さらにガーデンデザイナーには体力も必要です。時には植物を運んだり、現場に出向いたり、体を使う仕事も多いです。

ガーデンデザイナーは、緑が好きなうえに話すのが好きな人、植物で社会や生活を豊かにしたい人にはおすすめの職業です。自分が楽しんだ上に他人を喜ばせることができる素晴らしい職業ですね!

今回はガーデンデザイナーの仕事を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

お客さんの要望と自分のセンスを組み合わせて、庭を作り上げていくのはとてもやりがいがありそうです。そしてその庭が、コミュニケーションが生まれるきっかけになればとてもうれしいことですね。まさに植物をつかって生活を豊かにする、植物の達人です!